EIT (Engineer-In-Training) 登録 (カリフォルニア州)
米国FE試験 (Electrical and Computer) に受かった後、 2022年にEIT登録(カリフォルニア州)しました。
その体験談です。
EITとは、Engineer In Trainingの略で、PEの前段階の資格に相当すると思います。
日本技術士会でいうところの、技術士補・ 修習技術者相当の資格といえます。
登録の仕方は、コチラ(BPELSG 公式サイト<英語>)に公開されています。
※ BPELSG: Board for Professional Engineers, Land Surveyors, and Geologists
米国FE試験の合格についてはコチラです。
カリフォルニア州として登録した理由:
私は 帰国子女である(当時はテキサス州のダラスに居住)ため、 SSN (Social Security Number; 社会保障番号)を持っているのと、
米国の有名IT系企業や半導体会社は、
カリフォルニア州や、特にサンノゼにある場合が多い位なので、ビジネス上有利だと思ったりしたからです。
「カリフォルニア州で EIT登録する場合 『 は 』 」、 SSN が必要だという事以外には、 他の州と比較した場合には要件が緩い方であると考えます。
※ 但し、SSNは米国居住経験が無いと、中々、手に入らないのではないかと考えます
カレッジレベル3年以上のエンジニアリング課程で単位を修得したという学歴審査 、指紋登録と代金を支払い郵送する位しか、要らなかったと思います
実施したことは、大まかに次の通りです。
・ 指紋登録
EIT登録・PE登録には、指紋を登録する必要があります。
最初、警察署で指紋を採取していただこうと地元の警察署に電話をかけたところ、普通に、 警察署では指紋は採取していない 、採取された人に聞いて欲しいと言われました。
私が聞いた、 警察OB曰く、 日本の警察の場合、 一般市民の指紋を採取する事は無いらしいです 。
しかも、日本の警察で採取されたところで、 指紋採取者の個人名を書いていただく事は出来ないらしいで す 。
そこでグーグル検索すると上位に来るような、 在日の民間の指紋採取機関に指紋の採取を頼む事にしました 。
自称 、 海外駐在員とか 米国の医師や弁護士になる人の指紋採取をした実績も、あるとの事で した
1回で 2枚の指紋採取に2万円位、かかりました 。指紋を採取する時間としては、1時間程度かかりました。
電子的にスキャンしたモノを、紙面の指紋登録カードに印刷していたようです。
パスポートやSSN等を提示する必要がありました。
アルコールで手を消毒したり 、顔写真を撮られたりもしました。
そのスキャナーに対して、一回で、よい指紋が取れる訳で は ないので、手で上から指を押さえつけられて、 スキャンされました。
自宅の近所であったため、翌日か翌々日には、 自分の指紋が印刷されたカードが自宅に届 きました 。
・ 郵送
最初、書類をヤマトさん とUPS で送ろうとしましたが、
日本の信書は基本的に郵便局でないと送れないという事にネットを検索したら気がついたため、 郵便局EMSを使って送りました。
コロナだったからか、 送付開始後、自称3 、4日で送れるところが、2週間かかりました。